非排他的学歴主義
学歴主義者です!
なに?
スタンフォードが恣意的?
気のせいでしょう
・知識や教養そして学問を通して人格の土台にすること
・人格教育の最大のチャンスである10代後半から20代にかけて集中的に勉学すること
に大きな価値を見出していて、その考え方を示すのに学歴主義以外の言葉見つからない
しかしこれは排他的ではない(ことにしたい)んです
誰かの人格や人生を学歴によって断罪するのは優越感を生みますね
これは材料がなんだってそうですけど例えば年収とか他のステータスとか
私も卑怯にもRTだけかまして有名人バッシングなどを少々…(どころではない)
でもポイントはそこじゃなくて
・上記の絶対的な価値をとても高く感じます
ということで相対的に他の価値を下げたいんじゃないんです
価値観が違うね、に留まるのみ(にしたい)
高学歴を得ることよりも中卒で知識や教養を身につける方が何倍も努力と才能いるんじゃないかなぁ
自助努力しきれない、また習得する才能が足りない人こそ高等教育の恩恵に預かってると思う
し、私、それ
だから学歴主義者になっちゃった
このネガティブな響き
プロで活躍するような選び抜かれたスポーツ選手とかはきっと自助努力のエリートの中の、さらに才能あるひとにぎりの集団の、そのてっぺん数%だろうな
そういう特化した人々にはなれないけど
できるだけ親のすねをかじりギリギリまで高等教育受けて
おかげで何とか自分に価値を見出せる程度の人間もいるわけですよ
学歴にしか拠り所がないんですよ
だから学歴主義者ってネガティブに聞こえるんでしょうね
でもしょうがないんです
高等教育の強烈な印象は消せないんです
たまたま入った高校、大学で頭良くて最高にすごい奴(当社比)と何十人も出会って感動なんだけど、これは本当に「いい学校」のおかげ
身の丈にあった人生送ってたら多分なかったタイプの感動
すごいガリ勉したんですよ!!!
超がんばって背伸びし過ぎて土踏まずが痙攣するくらいでやっと入ったんですよ高校も大学も
だからこそそのリターンが忘れられないんですよねぇ
この気持ちわかります?
まあその土踏まずの治療を今してるんですけどね
生きた歌丸拝んできました
劇場の、客席のドアが順次閉められてゆき、上手前にある4つ目の、最後の扉が閉められていよいよ出囃子が流れはじめ、拍手。
緞帳が上がるとともにまず朱色の高座が見え、次に頭を下げた小柄な人物が、ゆっくりと顔を…その緩やかな動きに合わせて綺麗に前明かりが入り、ぅう、う、う、ううぅぅううう歌丸だああああぁぁあああぁぁ!!!!!
大拍手!!!!!!!
時は来たれり!
会えて嬉しい見て嬉しい
今から始まる歌丸師匠
やっとこれから味わえる!
心得たもので、師匠は己が姿を見せるため間を少し長めにとり、その後、口をもごもご、聞こえても聞き取れなくても良いような「いやいや本日は」的なことを、わざとマイクで拾えないような小声で話し、お客に「えっ?なになに?」と思わせ手を止めさせ、その大拍手を収める。
最初に、誰もが気になっていたインフルエンザ事件について。
1月5日、国立劇場の高座の途中で声が出なくなり中断、楽屋で熱を計ったら40度。
その後、意識なし。救急搬送。
インフル何回もかかったけど2週間も入院したのは初めて。入院生活のつまらなさ。とりあえずTVみてた。でも最近のTVもつまらないね!ひとしきりTV批評。
観客(入院あるある)
個人名やテレビ局などもライブなら言える。どの番組もつまらない。あんなのやこんなのが出てて、わいわい騒ぐだけ。何だあんなの。面白くない。面白いのは笑点だけ!
観客(この後帰ったら笑点見るし)※日曜
褒められるのを待ってても誰も褒めてくれないから自分で褒めることにしました。笑点の裏話。5月15日から50周年。それを記念して日テレとどこで公開録画するか話していた。まずニューヨーク。ハワイ。パリ。ロンドン。
なんかじゃやりませんいつもの後楽園ホールですね。1回目から出てるのは私だけ。当時の写真見たらびっくり。ここから髪が生えていた!
観客笑い(鉄板だし)
私(サス、ゲージFullだし)
座布団10枚たまると何処かへ行けるとか言ってるけどホントに行くのかよ、と当時思ってた。色んなお金がかかる企画ばかりだったから。でもその中でも一番金がかかった景品の時に私が10枚取ってしまった。オリンピック本場、アテネへ行ってフルマラソン!
観客笑い(42.195?!)
いやでもTVもつまらないながらも色々見てると意外に面白い番組もある。例えばNHKの川柳コーナー。最近、川柳流行ってるんでしょ?新聞欄にも必ずあるし。結構みんなうまいんだよね。いくつか紹介。
笑い。
川柳って落語とも深い関係がある。この噺に入る前のマクラという部分で、噺のテーマになる川柳を出したりなどは定番のやり方。だから暇な時にはネタにするため江戸時代に流行った川柳の本を眺めたりしてる。
それで気づいたのが、当時、一番多かった川柳のネタは…何だったと思う?それは、間男!その代表例としてまたいくつか川柳を紹介。ご対面しちゃって亭主は刀、間男は抜き身の…などなどかなり具体的
あと良くあるのが商家の旦那が若いのを連れて来ておかみさんに紹介して、今度から世話するから可愛がってくれな、とか言われて別の意味で可愛がっちゃうとか。
でもやっぱり若いもんにとっては肩身が狭い、旦那に顔向けできない。それでおかみさんにやっぱりやめようと言いに行くがなかなか言い出せず…
と川柳の解説を聞いてたはずがいつの間にか間男とおかみさんが玄関先で話している。噺が始まっていた。
『紙入れ』
主な登場人物は3人。
間男、おかみさん、亭主。
間男の、若さ故の自己中な優柔不断
おかみさんの、中年女性のいやらしさ
亭主の、ニュートラル
おかみさんの描写がすごい。
間男と話しながら、着物の襟元をちょちょ、ちょい、と舐めるように正す。
この仕草を何回もやる。
手つきがいかにもいやらしい。
これを見て初めて分かった。
多くの女性がこの様に、誰かと対面して話すときは、自分の衣服や髪やアクセサリーなどを触りながら喋る。
髪をさわって感触を確かめたり耳にかけたり、指輪の石の位置を中央に戻したり、ストールをひらっとあおって胸にかかる長さを確かめたり。
単に手持ち無沙汰ではないのだ。
人前では綺麗でいたいという心理から、喋りつつ身なりを確認しているのだ。
その綺麗でいたいという思いが強くなり欲となり色気となり誘惑となり、襟元を正す仕草をいやらしくしている。
この女性心理と仕組みを活用して「おかみさん」を描く。
声も当然、色気がある、を越えていやらしい。甘えた声、を越えて粘っこく押しつけがましい。
それに対する間男。弱い。俯いて何を喋っているのかはっきりしない。おかみさんが何を言ってもデモデモダッテ君。贔屓にしてくれる亭主に筋は通したい。そういう誠実な男でいたい。でも沼から抜け出す強さはない。おかみさんが例の仕草やせわぜわしく動くのに対し、間男は膝に手をつき肩を落としたままじっとしている。自分では動けないのだ。
亭主の登場シーンは不意の帰宅で戸を叩くところから。
左手でノックする仕草をしながら右手は扇子で高座の床面を叩き音を出す。
単純な動きが、素晴らしく美しい。
左手のマイムと右手の叩きが完全にシンクロした動き、速さ、リズム、強さ。
鍵がかかっている。最初はいつものように叩く。次は確かめるように叩く。それから大きく叩いてみる。まだ来ない。さらに大きく。
亭主の帰りによって盛り上がっていた間男とおかみさんがひっくり返りここからが見所。
お客は3人の関係を知っていておかみさんと間男がどう取り繕うのかを見る。バレてるのかバレてないのかカギは紙入れ(財布)。
間男が亭主に探りをいれる。
初めはジャブ。少しずつ聞き出す。
気弱な風情がピッタリの行動。
そして会話がついに核心をトーンと突いた、サゲ
御辞儀と拍手。
お囃子とともに緞帳。
速攻撤収するお客たち。
観客(早く帰って笑点見よ)
私(皆拍手終わるの早い)
カーテンコールとかアンケートとかないからな…スパッと終わるんだな
余韻味わってんのにそんなすぐ席立てないよ〜
あ、30秒くらいしか座ってなかったのに出るの最後になった…
いや〜〜
一生の思い出になった
多分もう、本当に本当に体に鞭打って仕事してるのだろう
ステージドリンクとして蓋付の湯呑があり中盤で飲んでいた
舞台照明としては歌手などがステージドリンクを飲む際、ピンスポットを消す
ピックアップする場面ではないからだ
つまり、あまり見せたくない
(飲みながら喋ったりパフォーマンスする人もいてそういう時はつけるけどね)
が、ある
飲む
落語界ではよくあるの?
途中で声が出なくなって高座を降りたことが何度かあると本人も言っていた
話すスピードがかなりゆっくりで、最初はお年を召したお客に、聞き取りやすいよう配慮してるのかなと思っていたが、あれ以上は無理なのかも知れない
円楽師匠による歌丸死亡ネタなどは、心配いらないよだから笑い飛ばしてねアピールなのかも知れない
この日のことを忘れないだろう
2015年3月1日、ぶたの日
シンプル1番!
ツイッターで知って読んだ『ラーメン食いてぇ!』をモアイのサイトで無料で読んだよ!
ラーメン食いてぇ!/林明輝 第1話「三人の絶望者たち」 - モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ
モアイって、モーニングアフタヌーンイブニングだったのか
高校生がチャリに乗って「空が高い」とか「空っ風」とかあとガラケーで裏サイト見てるのも
おかしい〜ギシ的なおかしさ
いや、この人の方が全然若者観察してるけど
服装とか言葉遣いとか
やっぱでも見開きを縮小して2ページをあいほんの幅にして見せるのはなぁ…
苦肉の策なんだろうけどなぁ…
見開き!
見開きだよ〜〜〜!
でもこの人の絵すごい!と思ったのが茉莉絵の姿をガラスのコップを通して描いたところ
セリフないコマなんだけどキャラの心情を表すのにこんなシンプルで綺麗な絵があるんだ!と思った
あとデッサンすごいね。魅力的。
キャラとしてはコジマのママンが良かった!
世間体を大事にしてるだけ!と娘に図星差されても、そうよ!って開き直ってる
これは中々できんよ…
仮に私だったら多分できないな
お決まりの、あなたのためを思って!コース直行です
さらに試食会の時に心の声が一番クローズアップされてて、ああ、このママンからコジマの食欲が受け継がれてるよ、ってメッセージかな?と読んでるうちに思いっきりラストのコマに登場してるし
惜しいな〜と思ったのは赤星の兄さん!シーン
茉莉絵のシーンではあんなに夢幻のイメージを重ねた効果的な描き方だったのに
なんか因縁の深さを感じさせるにはイマイチ、というか茉莉絵のシーンが良かったから比べちゃうのかな?
予定調和なとことか男性向け描写とかはやっぱ気になるけど、でもそれ以上に読む価値あり。
ちなみに笑いのセンスは抜群だと思います
なんていうか、シンプルで
うーん、この人のこの作品の良いところはシンプル、ってことかな
1話の冒頭から全体像が見えてくるまでの作り方がまずシンプル
違う人物を複数登場させて同じ心情、境遇、行動
その人たちがなぜそんな処に至ったのかを解き明かすうちにリンクが見えてきて物語がまとまって進み出す
最後に全部がリンクしてカタルシス!
短編はシンプルが1番!